山形あのね

MAGAZINE

家族でくつろげる古民家カフェを目指して
好きを仕事に 甘味処桜寿庵 店主あやかさんの想い

こんにちは!山形すきだ’sのあゆこです!

甘味処桜寿庵を始めたきっかけ

もともとカフェ巡りやスイーツが大好きな店主のあやかさん。飲食店のバイトを経験し、高校生の頃からいつかお店を開きたいなと考えていたそうです。約半年の準備期間を経て、カフェをオープンしました。

地産地消にこだわった和スイーツ

そんなあやかさんオススメの1品は、お花がぱっと咲いたような可愛らしい見た目の白玉スイーツ「さくら」。定番のほかは期間限定でトッピングの餡が変わるそうです。私が頂いた時期は、秋に差しかかる頃だったので、安納芋や和栗を含めた7種類が白玉の上にのっていました。つるっつるもっちもちの弾力のある白玉に、上品な餡が相性抜群でした。さらに1粒1粒が大きくて食べ応えのある逸品です。 
白玉に使用されている餡は、山形や東北の素材を使用してつくられたものばかり。山形県産のこし餡を使用した「あんこ」、庄内で採れただだちゃ豆の餡「まめ」、蔵王チーズのクリーム「しろ」などがあります。そして「みそ」は35年受け継がれている自家製味噌なんだそうです。私は特に「しろ」がお気に入りで、濃厚で塩気のあるチーズが白玉の熱で少し溶けてとっても美味しかったです!このカフェでしか食べられない味でした。
ドリンクには宇治抹茶を使用した本格的な抹茶ラテや竹炭を使用した珍しいブラックラテなどもあり、老若男女楽しめるこだわりの詰まったものばかりでした。
こちらのメニュー含め、提供する全てのスイーツを手がけているあやかさん。実は専門の学校に通っていたわけでは無く、全て自己流でメニューを開発したそうなんです。
「来てくれた方が誰かに話したくなるような可愛いビジュアルにするために、盛り付けにはこだわっています」と話してくださいました。
カフェ巡りで得た知識を活かして、たくさんの学びをメニューに取り入れているんですね。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、あやかさんはまさにその言葉に当てはまるような方で、好きなものを極める姿がとても美しいなぁと感じました。
また、これからどんなメニューを作りたいか聞いたところ、これから少しづつ気温が下がっていくので「お客様の身体が温まるメニュー」を考えていると教えてくださいました。山形の冬はとっても寒いので、心と身体がぽかぽかになるスイーツはとっても気になりますね〜!

心温まる甘味処桜寿庵

「家族3世代がくつろげるカフェにしていきたい」と話すあやかさん。
お洒落なカフェはどこか敷居が高く、少し緊張してしまいますよね。和風カフェがコンセプトの桜寿庵では、座敷に味のある木目の座卓が並び、まるでおじいちゃんの家に遊びに来たような感覚になりました。
店主のあやかさんはお家で柴犬を飼っているそうで、Instagramのアイコンやお店の至るところに可愛い柴犬ちゃんが!白玉の箸袋にもプリントされていました。いろいろな場所にちらほらかくれているので、柴犬を探しにお店にいくのもいいですね♡⃛
美味しいスイーツやドリンクを味わいながら、ゆっくり「家族との時間」を過ごすのにぴったりです。

さいごに

店主の想いがぎゅっと詰まったお店「甘味処桜寿庵」
提供されるスイーツからお店の雰囲気まで全てに愛がこもっていました。まるで実家に帰ってきたような懐かしい気持ちになり、一人暮らしの私にとって癒しの場所になりました。ぜひ、ほっこりとした古民家カフェで、家族を誘って和スイーツを楽しんでみませんか?

◾️ 店舗情報「桜寿庵」
最新情報はこちらから
Instagram:https://www.instagram.com/ouzyuan.yamagata/

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