やまがた KURASHi seeds

NEWS & ACTIVITIES

メンバー交流

「第5回交流会」未来へのヒントを得よう!

こんにちは!コーディネーターの海谷です。
山形在住の若者が集まって、県内で働く若者にインタビューする企画「やまがた KURASHi seeds」の第5回交流会を、10月11日(土)に開催しました。今回は山形市七日町にある「class studio」さんをお借りし、久しぶりの対面開催となりました。

夏休みを中心に行った取材活動もひと段落し、メンバーそれぞれ実際に暮らしと仕事を両立させる先輩たちに会うことで、気づきや学びが多くあったようでした。
取材を依頼した12名は、皆さん光るものをお持ちの方々ばかり。
「本当なら全員で全員のお話を聞きに行きたい!」ということで、今回の交流会は、取材させていただいた方の中から3名をゲストにお招きし、お話を伺いました。

来てくださったのは、
食堂で地域の食文化を大事にしたケータリングやランチを提供する「地域のおばあちゃん見習い」 野木 桃子さん(大江町)
自身の工房を持つ陶芸家 川和田 宗太郎さん(最上町)
新しいスタイルの農業に挑戦する「スーツ農家」 齋藤 聖人さん(川西町)
の3名です。ナビゲーターはコーディネーターの須貝 美奈さんが務めます。

トークセッションでは、ゲストの学生時代についてや、学生時代が今にどうつながっているか、そして山形での暮らしと挑戦について伺いました。

野木さんは栄養士になるために大学で学ぶ中で、地域に滞在する授業があり、その時に関わった地域のお母さんたちの手料理が、田舎の食文化に興味を持つきっかけだったそう。
「地元の人にとって当たり前だけど、外の人にとっては意外なもの。例えば田舎料理や知恵だったり。それらを提供する側になりたい」という言葉が印象的でした。

川和田さんは高校生から陶芸を始め、師事した先生の勧めで山形に来ました。環境を変えたり新しいことを始めることに対して、あまり物怖じせずチャレンジできるという川和田さん。その原点にあるのは、一人旅の経験があるからとお話してくれました。自分のまだ見ぬ世界に行きたいという好奇心が不安より勝つのだそう。ただ、やっぱり「チャレンジにはご褒美がないと!」と、最上町の自然豊かな環境ならではの趣味も多く楽しんでいるそうです。

齋藤さんはもともと建築を学んでいたそうで、家業の農家を継ぐ気はなかったそうです。むしろ地元にネガティブなイメージがあったという齋藤さんですが、「大人になった自分なら地元を変えられるかもしれない!」とUターンしました。家業を継ぐなら面白いことをしたいと始めたのが「スーツ農家」だったそうです。

3人のお話で共通していたのが、山形の「おもてなし文化」の温かさでした。何をするにしても、はじめは少し遠巻きでも、続けることで「受け入れてくれた」周囲の人の存在が、今の活動につながっているようです。それから、3人とも高校はバスケ部を経験したという意外な共通点もあり、穏やかなトークセッションとなりました。

後半はゲストを交えてのワークです。
メンバーが取材活動を通して感じた「これからの山形とのかかわり方」などについて、グループで共有しました。

高校生大学生の多いメンバーたちは、これから様々な進路選択があります。県外に進学・就職する場合もある中で、山形とどうかかわっていくかという話題では、「休息・リフレッシュの土地として訪れたい」「住み続けたい」「第2の故郷にしたい」などの声がありました。

山形の人の温かさや自然環境、都会よりゆっくりとした雰囲気が、「ちょっと一休み」に合っているのかもしれません。

ゲストの皆さん、たくさんお話しいただきありがとうございました!
最後は記念撮影!

これからメンバーの作った記事や動画がアップされていく予定ですので、今回来てくれた野木さん、川和田さん、齋藤さんについてもっと知りたいと思った方は、記事のアップを楽しみにしていただけたらと思います!

【 Instagram 公式アカウント 】
  @yamagata_anone

ARCHIVES

Page Top