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「第2回交流会」取材〜写真・動画の撮影ポイントを学ぼう!
こんにちは。コーディネーターの海谷です。山形に在住の若者が集まって、県内で働く若者にインタビューする企画「やまがた KURASHi seeds」の第2回交流会を、7月24日(木)に開催しました。
今回は、「取材・インタビューで心がけること」と「写真・動画を撮影する時のポイント」をゲストの須貝未菜さんと五十嵐丈さんから学びます。
まずは「やまがた KURASHi seeds」コーディネーターの須貝未菜さんから、「取材・インタビューで心がけること」を教えてもらいました。

取材ってどうするの? 何に気を付ければいいの?
といった基本的なところのお話から、取材する時に大事な質問内容を考えるときのポイントなどのお話がありました。
例えば、既存の取材記事やWebサイト、SNSなどをしっかり見て、相手について知っておくなどの事前準備をしっかりすること。いろいろな情報を得ておくと、質問事項を考える参考になります。
それから、取材する目的をしっかり持っておくのも大事だそうです。「私はあなたのこういうことが知りたいです!」と興味を持って取材すると、取材を受けてくれた人も話しやすくなりますね。
続いて、写真や動画の撮影ポイントについて、カメラマンの五十嵐丈さんに伺いました。五十嵐さんは、庄内地域を中心に、「魅力を引き出す」ことをモットーに、カメラマンとして活動されています。

スマートフォンが普及して、手軽に写真が撮れるようになりましたが、「良い写真を撮ろう」と思うとなかなか難しいものです。そもそも「良い写真」って何?と混乱してくることもあるかもしれません。
五十嵐さんは、「良い写真」は撮る人の「目的」を達成している写真、とお話してくれました。商品写真であれば商品が一番目を惹くように、魅力が伝わるように。その写真の中の主役を一つに定めて撮るのがポイントだそうです。
それから、「人の視線の動きを知る」のも大事なこと。
人の目を惹きやすい要素というのがあるそうで、例えば「人の顔」「文字」はとても目を惹きやすいそうです。次点で、「手」「道具」「動物」や明るいもの、ピントの合っているものに人の視線は動きます。この視線の動きを意識して、「一番目立つもの」「二番目に目立つもの」「三番目・・・」と複数配置することで、見る人の視線を誘導して、目が離れにくくなるのだと教えてくれました。
ちょっと高度ですが、ここまでできたらとてもいい写真が撮れそうです。
お二人のお話を聞いて、メンバーの皆さんも取材や写真・動画撮影のイメージができたかな、というところで、後半は1回目の取材の準備を行いました。

グループに分かれて、どんなテーマで、どんなことを質問するのか、どんな写真が撮りたいかを話し合います。
山形で働く先輩達への取材ということで、「どうして山形で?」「学生時代から考え方の変化などはあった?」「自分のやりたいことと重なる」など等身大の質問も多く出ていました。
これからどんどん本格化していく「やまがた KURASHi seeds」の活動ですが、メンバーの皆さんが知りたいことや気になることを飾らずに質問して、楽しい取材活動にできたら嬉しいなと思います。
メンバーの皆さんの思いが詰まった記事や動画を楽しみにしていてくださいね!
【 Instagram 公式アカウント 】
@yamagata_anone