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山形すきだ’sの聡太です! 今回は山形市中心部・本町にある、創造都市やまがたの共創プラットフォーム「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」を取材しました。この記事では、施設に込められた想いや特徴について取り上げていきます。
Q1(キューイチ)という名に込められた思いや記憶

まずこの場所を訪れると目に入るのが、建物正面に佇む「Q」の形をした大きなモニュメント。
施設はもともと、山形市立第一小学校の校舎として利用されており、近隣の方々から、”旧一小(きゅういっしょう)”や”旧1(きゅういち)”などと呼ばれていたそう。市民に親しまれていた当時の呼び名をそのままに、そこに新たに「創造都市やまがたのクリエイティブ拠点として、問いつづけるという営みが活発に行われゆく場所」 という意味を込めて、問いのはじまりの記号でもある、Q1(キューイチ)という名前が付けられました。
創造都市やまがたの拠点
2017年に山形市はユネスコ創造都市ネットワークに映画分野で加盟認定されました。同時に音楽、アート、デザイン、伝統工芸、伝統的な食文化などさまざまな分野において優れた地域資産をもつ創造都市として世界に認められたのです。そして次の課題は、その優れた創造性を産業や暮らしにつなげること。Q1は、その機能を担う存在として作られたのです。市民、事業者、行政、大学等が連携し、創造性を産業につなげ、持続可能な都市をつくっていくことを目指しているそうです。

山形県内初の鉄筋コンクリートで建てられた建物は、国登録有形文化財に登録されています。
小学校の校舎だった建物をそのまま活用し、それぞれの部屋は「1-A」のようにナンバリングが。私の中学時代のクラスにも、同じようなアルファベットの札があったのでとても懐かしい気分になりました。
様々なニーズに応えるレンタルスペース

クリエイティブの中心を担う場となるQ1には、防音設備、プロジェクター、キッチンなど様々な設備を備えたレンタルスペースがあり、日々、持ち込みのイベントやライブ、個人のパーティーなどさまざまな催しが行われています。
レンタルスペースを実際に見て回りながら施設運営スタッフの香坂さんに活用例などを教えていただき、活用のイメージが膨らみました。私もいつかイベントスペースで、クラス会や講演会をしてみたいなと思いました!
さいごに
山形市生まれ山形市育ちの高校生である私から見ても、山形市の町並みは大きく様変わりしました。私が幼稚園に入園する前は、多くの店が七日町大通りに軒を連ねていたのを今でも覚えています。しかし私が生まれてからの十数年の間に、リーマンショック、新型コロナの流行など様々なことがあり、百貨店が廃業を余儀なくされるなど、山形のまちは非常に寂しくなったなと感じることが多くなりました。だからこそ、山形に新しい風を吹かせるQ1が中心部にできたことは、この街に住む市民のひとりとしてとても嬉しいことです。
今回の取材を通し、これからの山形を担って行く若者の一人として、この街を良くしなければならないという使命を感じました。
やまがたクリエイティブシティセンターQ1
https://yamagata-q1.com
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