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「置賜の癒しを求めて」チームのなのはなです! 私は庄内出身、置賜在住の大学生です。大学入学を機に置賜地方に住み始めて感じた、このエリアの魅力を発信しています。
紅葉が少し散りかけてきた11月。私たちは長井ダムの水上ボートツアーを体験してきました。この記事では、日頃デジタルにまみれた私が、長井市の絶景の中で無の境地に至るまでをレポートします!
水上ボートツアー
今回、私たちが参加したのは「ながい百秋湖」の見どころを1時間ほどかけて巡る「ながい百秋湖ボートツーリング」です。モーターが付いたゴムボートで、パワースポットとして人気を集める湖の見どころを1時間ほどかけて巡っていくこのツアー。1日8便運行していて、外国人旅行客にも大人気なんです! 料金は、1艘貸切6名まで1万2000円、10名までなら2万円とリーズナブル。ボートのモーター音は気にならないため、大きい音が苦手な方も楽しめます。
大パノラマを感じる三淵渓谷で「無」になる
出発して20分ほどすると、ながい百秋湖の最も上流部にある三淵渓谷(みふちけいこく)に到着しました。両サイドを緑に囲まれた空間を抜けると、さわやかな空気が体に伝わることで一気に大自然を感じることができます。
ボートがぎりぎり通れるかどうかの狭い川幅に、左右には高さ約50mほどの岩壁の断崖が約250mも続きます。
「山形にこんな場所があるんだ!」
澄んだ空気と神秘的な光景に、心がスッと軽くなっていきます。ゴムボートから見える大パノラマがダイナミック! ほおに風を感じながら、滝の音や鳥のさえずりが聞こえてきます。10分ほどで渓谷を抜け、スタート地点へ戻るなかで再びのんびりと景色を楽しみました。
歴史を知ると景色が変わる
景色もさることながら、このツアーにはもうひとつの楽しみ方があります。それは、長井ダム(三淵渓谷)の歴史を知るガイドトークです。ゆっくりと進むボートのペースに合わせながら、船頭さんが話します。「最上川ダム統合管理事務所は3つのダムを管理するため設置されました。昭和56年に完成した白川ダムと平成2年に完成した寒河江ダムを統合管理しています。長井ダムの完成は平成23年。長井市民の生活になくてはならない存在です」
実際に景色を眺めながら話を聞いてボートに乗っていると……、いつの間にか無の境地に。ふと我にかえると、あっという間に1時間が経過していました。
東北で唯一のアクティビティも楽しめる
長井ダムでは、私たちが体験したゴムボートツアー以外に、以下のようなさまざまなアクティビティも楽しめます。
・SUP
・水上自転車
・遊覧船ツアー
・水陸両用バス
水上自転車で湖散歩は、日本でも数カ所でしか体験できないアクティビティで、東北ではここ長井でしか体験できません!
さいごに
今回は、置賜地域の長井ダムを訪問しました。三淵渓谷の美しさ、神秘的な姿が印象的でした。圧倒的な自然を体験できる長井ダムのアクティビティは、大自然の中でデジタルデトックスしたい人にはとくにおすすめです!
※ 水上ボートツアーは、事前の予約が必要です。悪天候やダムの水位によっては中止になる場合もあります。
【 長井ダム 】公式ホームページ
http://www.thr.mlit.go.jp/mogami/nagai-info/overview.html
◎ ながい百秋湖ボートツーリング公式ホームページ
https://manabikan.wixsite.com/boat
◎ やまがたアルカディア観光局公式ホームページ
https://arcadia-kanko.jp
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