みなさん、こんにちは！チーム「I myーズ」のりんです。今日は、友達に「このお店行ってみたい」「ここ、美味しそう！」と思わずシェアしたくなるような、山形の隠れた食の魅力をお伝えします。
山形はラーメンやそばだけじゃないんです。今回は、東根市にあるうどん屋さんを紹介します！

つんつるてんってどんな店？

山形の食といえば、そばやラーメンを思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか？ しかし、今回紹介するのはなんとうどん！東根市にあるつんつるてんさんは、昼はうどん、夜は一品料理やニジマス、刺身、お酒も楽しめる居酒屋です。

2020年1月に開店し、地域の食材を使ったメニューを提供して、「笑顔」になってもらえる店を目指しています。山形空港や東根インターチェンジからも近く、お客さんが立ち寄りやすい場所にあります。店主・菅さんの想いは、ここでしか味わえない食材を活かしたいということだそうです。

うどんで勝負した理由は？

店主の菅さんは高校卒業後、東京の日本料理屋で10数年働いていました。その後、山形に戻り、割烹料理屋でさまざまな経験を積んできました。菅さんは、自分でお店を開くことを決めた際、「日本料理は1人では作れない」と感じ、ラーメン・うどん・そばの中で、他では提供されていないものを自分でやりたいと思ったそうです。そして、山形県はそばとラーメンが有名ですが、東北全体で見ると、うどん屋さんは少ないことに気づいた菅さん。どうしても美味しいうどんを提供したいと思い、うどんの聖地・香川で技を習得した後、開業に至りました。自分の「やってみたいこと」を実現した菅さん。このインタビューを通じて、私も自分がやりたいことに躊躇せず、飛び込んでいきたいと感じました。

食材へのこだわり

店名は、わさびを連想させる「つん」、うどんの「つる」、天ぷらの「てん」から名付けられました。店名からも、食材へのこだわりが感じられますね！

わさび：

東根市の小見川で養殖栽培された魅力的な食材の1つです！菅さんは、わさびを自分で擦って、本来のわさびの風味を味わってほしいと考えているそうです。私はあまりわさびが得意ではないのですが、自分で擦ってご飯の上に乗せて食べると、ほんとうに美味しくて！ツーンときますが、その後すぐに抜けていき、甘みも感じられました！

うどん：

水と国産小麦、さらに山形産の小麦を混ぜて作っているそうです。前日に練って寝かせ、翌日に伸ばして切るという手間ひまかけた作業を行っています。時間はかかりますが、その分作業の面白さが増すとのこと。「コシ」にこだわっているので、ぜひ楽しんでほしいそうです。私は菅さんおすすめの「つんつるてんセット」を注文しました！コシがしっかりしていて、うどんだけでも満足感が得られるくらい、とっても美味しかったです！

水：

名水百選にも選ばれている「小見川」の水が、このお店にも引かれています。その水を使用してうどんを作っているため、普通のお水を使っているうどん屋さんとは一味違ったコシが楽しめます。

肉うどん：

山形といえば「肉そば」が有名ですが、つんつるてんでは「肉うどん」というメニューがあります。通常の肉そばは、親鶏の肉とネギだけですが、このお店では、河北町で採れる「ごぼう」と親鶏、若鶏の両方を組み合わせているそうです。今回の取材では食べることができませんでしたが、「店長おすすめ」となっているので、次回訪れる際には「肉うどん」を注文したいと思います！

皆さんもぜひ食べてみてください！

まとめ

山形にはまだまだ知られていない「食」の魅力がたくさんあります。こだわりの強いコシを持つうどん、地域で採れる旬の食材を使った天ぷら、自分で擦って風味や味を楽しむ東根市産のわさび…。これらを全て楽しめるのは、ここ「つんつるてん」だけ！ぜひランチやディナーに訪れてみてください！

友達や家族に「次は一緒に食べに行こうよ！」と誘いたくなる、そんな山形の食の魅力を、みなさんも探してみませんか？きっと、あなただけの「シェアしたくなる山形の食」が見つかるはずです。

基本情報

つんつるてんの詳細はこちら：https://www.instagram.com/tsuntsuru.6600/

住所:〒990−3776 山形県東根市羽入2349番1