みなさん、お鷹ぽっぽを知っていますか？

お鷹ぽっぽは、山形県米沢市の伝統工芸品笹野一刀彫ささのいっとうぼりの1つで、今もなお受け継がれている歴史ある置物です。

私たち チーム「For M」は、お鷹ぽっぽの魅力をもっと多くの人に伝えるための活動をしています。この記事では、チーム「For M」のあみが、元祖笹野一刀彫の鷹山 山葡萄つる工房 笹野一刀彫さんから伺った、お鷹ぽっぽの種類とその誕生の歴史についてご紹介します。

定番！「鷹」

笹野一刀彫は、 米沢市笹野地区に古くから伝承される木彫りの玩具で、上杉鷹山が農民に向けて、冬季の副業として奨励したことによって広まりました。代表的な作品は、鷹山の一文字をとり、商売繁盛の守り神を意味するお鷹ぽっぽです。

かつてお鷹ぽっぽは鋭い目つきの力強いデザインが多かったそうですが、現在では丸みを帯びたかわいらしい表情のものも作られています。お鷹ぽっぽだけでもたくさんの種類があるなんて驚きですね！

定番の「鷹」以外にも、人気があるのは？！

笹野一刀彫は、最近海外でも注目 を集めているそうで、職人さんが海外に出向いて実演会を開催することもあるそうです。特に欧米の人は実演会での反応がとても良く、職人さんも大きな やりがいを感じているそうです。

海外で一番人気のある笹野一刀彫はフクロウだそうです。フクロウは知恵の鳥と呼ばれ、海外では縁起物として親しまれているそうです。

山形の伝統工芸品が海外の人にも愛される存在になっているのは、とても嬉しいことですね！

また、北海道に生息する鳥、シマエナガ。この、シマエナガをモチーフにした笹野一刀彫も存在します。小さくて丸っこい体とつぶらな瞳がとてもかわいらしいのが特徴で大変人気な鳥だそうです。

まとめ

お鷹ぽっぽは時代とともに変化し、海外の人にも愛される伝統工芸品 になりました。

笹野一刀彫に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです！

基本情報

鷹山　山葡萄つる工房　笹野一刀彫の詳細はこちら

公式サイト：https://you-zan.jp/

住所：〒992-1445 山形県 米沢市笹野本町5742-1